カナダ林産業審議会・東京事務所(東京都港区/ショーン・ローラー代表)は、カナダ産木材の日本での需要拡大に向け、2007年度の事業計画を発表した。
計画では、主要な需要である2×4工法について、課題とされる遮音性能の研究、耐火構造認定のうち境壁と外廊下の追加認定取得、同工法の環境性能(LCA)に関する情報提供、戸建て住宅以外の商業施設・共同住宅・高齢者施設などでの需要拡大のための市場調査、などを行う。
また、米ツガなどと比べ強度の高さを売りとするカナダツガについて、在来工法の柱・土台などに採用した場合の性能検証をすすめ、欧州産集成材とのシェア奪回をねらう。