AQ Group(埼玉県さいたま市)の本社ビルが、このほど第28回木材活用コンクールで日本木材青壮年年団体連合会会長賞(優秀賞)を受賞した。

AQ Group純木造8階建て本社ビル(木材活用コンクール日本木材青壮年団体連合会長賞受賞)

同社では近年、4階建て以上の木造マンションや無柱大空間の木造倉庫といった中規模造建築にも着手。自社を、ハウスメーカ―の枠を越えた「木造建築企業」と位置づけ、研究と挑戦を続けている。
22年には純木造5階建ての実大実験を実施。震度7クラスの地震波が何回加わると損傷するのか、実証データを取得した。実験結果を基に、神奈川県川崎市に「普及型純木造ビル」の川崎5階建てモデルを建設した。その後、アメリカで実施された10階建て木造ビル耐震実験「NHE RI TallWood Project」にも参画している。
今後も、表彰実績のある木造建築の技術で、あらゆるステークホルダーに「豊かな暮らし」を提供し、同時に「地球環境への貢献」も展開していく考え。
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