不動産仲介、戸建て分譲事業のオープンハウス(東京都千代田区)は、東京23区内の賃貸住宅に住み、住宅購入を検討している30〜40代の既婚男女200人を対象に、消費税増税を1年前に控えた意識調査を実施した。調査時期は2013年3月11日〜15日。
消費税増税によって住宅購入について「焦りを感じる」と答えた人は全体の6割にのぼった。男性(50%)よりも女性(70%)のほうが焦りを感じていた。増税によって住宅購入の計画を早めたいか?との問いには、半数(49.5%)が「早めたいと思う」と回答。男女差はほとんどみられなかった。
住宅購入の予算では「3000万円以上4000万円未満」38.5%が最も多く、「3000万円未満」22%、「4000万円以上5000万円未満」19%が続いた。
また、住宅選びに際して最低どのくらい物件を見たいか聞くと、男性の半数(49%)は「10件未満」と回答。これに対し女性で「10件未満」と答えたのは37%で、半数(50%)は「10件以上20件未満」だった。それ以上(「20件以上30件未満」8%、「30件以上」5%)も1割超おり、約6割が10件以上の物件見学を希望した。
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