YKK AP(東京都千代田区)は、同社の木質インテリアシリーズ「LAFORESTA(ラフォレスタ)」を刷新する。シリーズ名も「Smayell(スマエル)」に変更し、6月2日からに全国で発売する。
室内ドアと引き戸をフルリニューアルし、このほかクローゼットドア、玄関収納、フローリングなどもデザインやカラーバリエーションを増やした。20年ぶりとなる全面刷新を図ることで多様化する顧客ニーズに対応していく。
今回のリニューアルで、引き戸は過度な主張を抑えた空間に自然に溶け込むノイズレスなデザインに刷新。特にポイントとなるのが壁と扉の境界を目立たなくする20㎜のスリムな木枠。さらに扉と枠を同系色にできるようにすることで、どんな壁色にもなじみやすくした。
また、扉は表面から木口まで1枚の面材を巻き込む「Vカット製法」を採用。扉の角の継ぎ目をなくすことで一体感ある意匠を実現した。面材と木口が一体化することで経年などによる剥がれも起きにくくなり耐久性も向上した。

表面の面材を木口まで巻き込むことで過度に継ぎ目が生まれない「Vカット製法」を採用

施工例(ドア:ニュアンスモス フローリング:ワイルドチェリー)
参考価格は、片開ドア(旗丁番)スマエルスタンダードが税抜6万5000円~15万1100円、引戸(片引戸)スマエルスタンダードが税抜8万9000円~17万5000円。
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