ワーロン(名古屋市)は、本社1階に建築やインテリアデザイン設計関係者、プロダクト開発関係者、法人顧客向けの展示ルームを新設し、4月15日から運用を開始する。

展示ルーム
展示ルームでは、実際の製品の透過光・反射光を実演するほか、加工例や用途事例の紹介、対話を通じた提案型案内を実施。製品を実際に見て、触れて、スタッフと対話しながらじっくり検討できる場として提供する。また、「偶然の出会いや発見」「ワクワク感」といったリアルな場ならではの体験価値も生み出したいとしている。
コロナ禍以降、オンラインでの情報収集が一般化した一方で、リアルな体験の価値が見直されている。BtoB向けインテリア素材など空間に関わる製品は、製品スペックだけでなく、実際の光の透過や反射光での見え方、手触りなど「五感での体感」が製品選定の納得感・安心感につながる。展示ルームの開設で、製品へのより深い理解やアイディアの広がりを目指すとともに、今後はワークショップなどの取り組みも検討していく。
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