国土交通省が3月25日公表した2025年2月分の「建設労働需給調査結果」によると、8職種の不足率は0.3%の「不足」となった。電工・配管工を除いた6職種も同じく0.3%の「不足」。ともに前月と比べて0.3ポイント不足幅が縮小している。
種別では、「鉄筋工(建築)」(△0.4%)、「型枠工(建築)」(△0.1%)は「過剰」だったが、その他の職種では「不足」。「鉄筋工(建築)」は前月の0.3%の「不足」から「過剰」に転じている。不足率が最も高かったのは「型枠工(土木)」の0.9%。次いで「鉄筋工(土木)」(0.8%)、「左官」「配管工」(0.6%)で不足率が高かった。

職種別の状況(資料より引用)
東北では左官が「過剰」
地域別では、「北海道」「東北」が『過剰』、「北陸」「中部」「近畿」で『均衡』、その他の地域で『不足』となった。このうち東北地域では、8職種が0.9%の過剰、6職種が0.7%の過剰となった。「左官」(9%)、「電工」(1%)、「配管工」(1.4%)の3職種で過剰、「型枠工(建築)」で8.9%の不足となっている。不足率が高かったのは、「九州」(1.1%)、「関東」(0.8%)、「沖縄」(0.6%)などだった。東北の被災3県でも2.4%と不足傾向が続いている。
4月の労働者確保の見通しは、「困難」が7.5%、「やや困難」が10.2%、「普通」が73.8%、「やや容易」が4.3%、「容易」が4.2%となった。「困難」「やや困難」の合計は前月予想より4.6ポイント減少している。
手持ち現場で残業・休日作業を実施している強化現場数の割合は2.4%で、前月から横ばい。強化理由は「前工程の工事遅延」(39.2%)、「昼間時間帯の時間制約」(27.5%)、「無理な受注」(3.9%)、「天候不順」(9.8%)。このうち「昼間時間帯の時間制約」は、前月から12.5ポイント増加している。
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