不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は3月27日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された2月の首都圏中古マンションの価格動向を発表した。
首都圏全体の1戸あたりの平均価格は、前月比1.4%増の4281万円と7カ月連続で上昇。前月比プラスとなった7エリアのうち、東京都(23区/都下)、神奈川県他の3エリアで2017年1月以降最高額を更新した。上昇率が1%を超えたのは、23区、神奈川県他、さいたま市。前年同月比は10.1%増と7カ月連続で上昇した。
エリア別では、東京23区が最高額を7カ月連続で更新。前月比は毎月平均2%超と高く、価格指数は2024年7月以降急上昇している。さいたま市は前月比の上昇率が2.9%増と最も高かったが、前年同月比は14カ月連続で下落。埼玉県他、千葉県(西部/他)も前年同月割れが続く。
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