不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は3月27日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された2月の首都圏新築戸建ての価格動向を発表した。
首都圏全体の平均価格は前月比0.8%増の4657万円と2カ月ぶりに上昇。上昇した6エリアのうち、東京23区、神奈川県他、千葉県(西部/他)の4エリアで2017年1月以降最高額を更新した。最高額を4エリア以上で更新したのは、2023年4月以来22カ月ぶり。前年同月比はさいたま市のみ下落し、3.5%増と6カ月連続で上昇した。
エリア別では、横浜市・川崎市と埼玉県他が前月比0.1%減とわずかに下落したが、23区と千葉県の上昇率が1%以上となるなど、全体的に上昇が目立つ。さいたま市は17カ月連続で前年同月を下回ったが、下落幅は3カ月連続で縮小した。
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