(一財)建設経済研究所がこのほど「建設経済レポート NO.77」を公表した。この中で建設業就業者の現状と課題として、職業訓練および訓練施設の実態などについて取りまとめている。
建設関係の職業訓練および訓練を行う施設は、▽専門工事会社単独で実施する職業訓練、▽専門工事会社共同で実施する職業訓練、▽ゼネコンが実施する職業訓練、▽訓練生の所属を限定せずに実施する職業訓練、▽国・都道府県が実施する職業訓練ーに分類される。
同研究所が各施設を対象に実施したヒアリング結果によると、施設ごとに①訓練生の確保、②資金の確保、③指導員の確保、④施設の老朽化ーといった課題が浮かびあがった。これらの結果を施設の分類ごとに当てはめると、下図のようになった。
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