アンドパッド(東京都千代田区)は3月24日、NYKシステムズ(東京都千代田区)が開発・提供する建築設備専用CAD「Rebro 2025(レブロ)」とのデータ連携を開始すると発表した。
これにより、レブロから出力した属性情報をANDPAD図面に取り込むことが可能となる。レブロ上で「ANDPADに出力」を行うと、レブロで作図した図面の属性情報から、測定に必要な情報をCSVファイルとして出力できる。細かな設定作業は不要で、必要に応じて出力項目を設定することもできる。
マンションなどの大型建築物を施工する際、設置した各種設備機器が正しく動作するかを確認する測定業務を行っているが、事前準備としてレブロで作図した図面の型式や風量、座標などの属性情報をANDPADに手作業で入力する必要があった。
今回の連携では、レブロの持つ属性情報とANDPAD図面の項目をマッピングし、測定業務に必要な情報をANDPAD図面に一括登録できるようにすることで、測定準備作業の大幅な省力化を実現した。
同社は、今後も建設DXの推進の一環としてレブロとの連携強化を続けるとしている。
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