永大産業(大阪市)は3月21日、中国電力(広島市)とオンサイトPPA契約を締結し、発電を開始したと発表した。契約期間は20年。
山口・平生事業所内に設置した太陽光発電パネル(出力約233kw)で、年間約25万9624kwhを発電する。これにより、同事業所の電気使用に伴うCO2排出量を2.2%(約135トン)削減する見込み。

山口・平生事業所に設置された太陽光発電設備
円安などで燃料費が高騰し、電力価格が高止まり状態にあるなか、非化石エネルギーへの転換、電力需要逼迫時の抑制が求められている。今回、これらの課題を解決するため、中国電力とオンサイトPPA契を締結。購入電力量の削減と環境負荷低減に寄与するとしている。
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