アキレス(東京都新宿区)は、鉄骨造建築物の外壁部に対応する断熱工法「QDパネル鉄骨外張り断熱システム」を4月1日から全国で展開する。

アキレス準不燃QDパネル

アキレス準不燃QDパネル構造イメージ図
新製品の「アキレス準不燃QDパネル」を使用する鉄骨造向け外張り断熱工法。
「アキレス準不燃QDパネル」は、熱伝導率0.021W/(m・K)の硬質ウレタンフォーム断熱材「キューワンボード」と石膏ボードを張り合わせた新しい断熱複合パネルで、単体で国土交通大臣の準不燃材料認定(認定番号:QM-1103)を取得している。
この断熱複合パネルと鋼板外装材の組み合わせで30分防火構造認定を取得。これにより準耐火建築物(ロ準耐2) の外壁における技術的基準に適合する。
様々な鋼板外装材に対応して意匠性を高め、省エネに貢献しつつ、結露発生リスクを軽減する。

施工風景
総厚は34.5(断熱材25+石膏ボード9.5)、39.5(同30+同9.5)、45.5(同36+同9.5)、59.5(同50+同9.5)の4種類。幅910×長さ1820mm。
税別の参考設計価格は9980円/枚(総厚34.5mm)、1万600円/枚(同39.5mm)、1万1930円/枚(同45.5mm)、1万4380円/枚(同59.5mm)。
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