積水化学工業 住宅カンパニー(大阪府大阪市)は、2012年4月に発売を開始した「進・スマートハイム」の受注棟数が3月18日時点で3000棟を突破したと発表した。
「進・スマートハイム」は、大容量の太陽光発電システム、HEMS「スマートハイム・ナビ」、定置型大容量リチウムイオン蓄電池「e-Pocket(イーポケット)」の3点セットを搭載したスマートハウスで、発売4か月で1000棟を受注、その後も順調に受注を伸ばしてきた。
このことについて同社は、蓄電池搭載時に必要となる系統連系申請を業界に先駆けて各電力会社と協議、申請方法を確立し、いち早く全国展開体制を整えたことによると分析。また、分譲住宅事業においても「スマートハイムシティ・プロジェクト」を始動、分譲住宅を全国で展開することにより供給の拡大に努めた。
今回の3000棟突破を契機に同社では、蓄電池を搭載したモデルハウスを増加させ訴求力を強化し、分譲住宅においても「進・スマートハイム」を本格的に全国展開して、受注をさらに加速させる計画だ。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。