YKK AP(東京都千代田区)は3月11日、「性能向上リノベデザインアワード2024」の審査結果を発表した。ノミネート66作品の中から13作品の受賞作を選定。最優秀賞を、CAC建築工房(静岡県静岡市)の「T.O.P(性能向上リノベ)」が受賞した。
同アワードは「これからを暮らす家の新しいスタンダードをつくる」をテーマに、既存住宅の性能(断熱性・耐震性)向上リノベーション事例を表彰するもの。3回目の開催となる今回は128作品がエントリーした。
最優秀賞に輝いたCAC建築工房「T.O.P(性能向上リノベ)」は、施主が継承した築40年の戸建て住宅を、将来に渡って引き継いでいくことを目指したリノベーション事例。リノベーション後の性能と設計力の高さから「性能向上リノベーションの模範となる事例」と評価された。

魚津彰・YKK AP社長(左)と最優秀賞のCAC建築工房・瀧章生さん

最優秀賞受賞策「T.O.P(性能向上リノベ)」。作品名はTake Over Project(テイクオーバープロジェクト)の略
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