アンバサダークラウドアワード、華建築とアレッタがグランプリ

リブ・コンサルティング（東京都中央区）は3月4日、住宅会社・地域工務店による顧客満足度の向上やオーナーのファン化・コミュニティ化への取り組みの成果を競う「アンバサダークラウドアワード2025」を開催した。

アワード表彰式終了後に東京会場で参加者が記念の集合写真を撮影

京都内の会場とオンラインのハイブリッドで行い、全国からあわせて約250人が参加。

同社が住宅・不動産業向けに提供するクラウドサービス「アンバサダークラウド」の導入企業200社の中から優秀賞としてノミネートされた6社が自社の取り組みについてプレゼンし、会場・オンラインによる投票審査でグランプリを決めた。グランプリ決定後、表彰式も開催した。

同アワードでは、顧客満足度の高さやファン化・コミュニティ化の指標として、引き渡し後も自社とオーナーがつながり続けるオーナーズクラブ・サイトへの登録率や紹介からの受注率などを共通の審査項目に設定。

そのうえで、社内体制の構築やSNS投稿・情報発信の工夫、オーナーとの絆を深めるためのイベントなど独自の取り組みについて審査した。

アンバサダークラウドの導入から2年未満の部門と2年以上の部門のそれぞれに3社ずつが優秀賞としてノミネートされ、部門ごとにグランプリを選出した。

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アンバサダークラウド事業責任者のリブ・コンサルティングの金山晶さん（左）と導入2年以上の部門でグランプリに輝いた華建築の担当者

2年以上の部門でグランプリに輝いたのは、年間新築完工35棟・社員数21人で「ファンベース経営で紹介受注80%以上」を目標に掲げる華建築（滋賀県近江八幡市）。オーナーズサイトへの登録は463人（241組）で、全オーナーに占める登録者の割合は50%を超えている。

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