東京急行電鉄(東京都渋谷区)とシャープ(大阪府大阪市)は4月から、東急電鉄が3月28日に開業する賃貸住宅「スタイリオ品川中延」で、シャープのロボット掃除機「COCOROBO」を活用したクラウドサービスによる新しい生活スタイル調査を行う。
調査では、天気、ニュース、交通遅延などの日常生活に必要な情報や、東急線沿線情報、沿線サービスを、シャープの提供するクラウドサービスが収集・加工して「COCOROBO」に搭載している音声認識技術を活用して入居者に音声で生活情報や省エネアドバイスを提供する。
調査は、4月初旬から12月末日まで3回に分けて実施し、対象は入居者のうち、希望者最大60世帯(20世帯×3回)。
調査を通じて、東急電鉄は入居者サービスの向上を図り、シャープは、音声インターフェースの有効性や「COCOROBO」との会話パターンの分析、提供する情報の効果を検証したいとする。
両社は調査結果をもとに、今後の商品開発や新サービスの提供を目指す。
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