ポラスグループ(埼玉県越谷市)で注文住宅を手掛けるポラテック(同)、グローバルホーム(同)は、埼玉県吉川市に「体感すまいパーク吉川美南」を3月1日にオープンした。
木の魅力やグループの技術力をより体感できるように、同社の研究所複合施設「ポラステクノシティ」内に併設する総合住宅展示場とした。“探せる・試せる「家づくりのぜんぶ」”をコンセプトに、注文住宅ブランド「PO HAUS(ポウハウス)」「北辰工務店」「HaS casa(ハスカーサ)」のモデルハウス4棟を展示。各モデルハウスは、延べ床面積20坪後半~30坪台と実生活がイメージしやすく、宿泊体験もできる。
2012年開業のJR武蔵野線「吉川美南」駅から徒歩13分の立地で、今後「体感すまいパーク吉川美南」を活用し、開発・発展が期待される同エリアで注文住宅事業の積極的な展開を図っていく。

「体感すまいパーク吉川美南」モデルハウス外観
PO HAUS ARZILL(アルジール )「暮らし方をデザインする~White Echos 余白の家~」は、“余白”の有効活用を意識したプラン。玄関から続く位置にある「フォイヤー」(ロビー)は壁面収納のある広々空間となっているほか、2階には1階LDKと緩やかにつながるホワイトスペースを2カ所設けた。延べ床面積115.22㎡(34.85坪)。
PO HAUS 和美庵「暮らし方をデザインする~小径の家~」は、単調になりがちな吹き抜けリビングを、家族が感じられるよう再構成。中2階の廊下を回廊状に配置し、途中にヌックを設けるなど、より家族の存在に触れられる設計で、穏やかな日常と豊かな暮らしを実現する。延べ床面積99.78㎡(30.18坪)。
北辰工務店 心「新たな快適さを実現する次世代型住宅~ひとつ先の便利と安心を叶える暮らし~」は、共働き世帯を「最新住宅設備×IoT技術」が助ける家事ラク住宅。予算に応じて必要な設備を提案するほか、家事ラクになるアイデアを動線や設備・間取りにも採用している。延べ床面積96.54㎡(29.20坪)。
HaS casa Leche(レチェ)「曲線美と機能美が調和する~ホテルライクな家~」は、柔らかなカーブを描く外壁が暴風雨から住まいを守り、プライバシーも確保。スリットからは光が差し込み、室内を明るく開放的な空間にしている。ツーバイシックス工法と超高断熱仕様を採用した、デザイン性と機能性を自由な発想で融合させた住まいとなっている。延べ床面積86.86㎡(26.22坪)。
「ポラステクノシティ」は、同展示場のほか、住まいに関する技術展示スペースを設けた「オフィス棟」、ポラス暮し科学研究所が入る「研究棟」、実物大の住宅を収めた「実験棟」の3棟で構成される。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。