ソフトバンク(東京都港区)は、建設車両の管理や配車業務のDXを支援するサービス「HacoBuddy(ハコバディ)」の提供を2月から開始した。
建設会社と運搬会社向けにそれぞれ提供するクラウド型の車両管理・配車サービス。
建設会社は、従来は電話やFAXなどで行っていた車両手配依頼や、手入力で行っていた業務を、画面上で簡単に処理することができる。
車両には専用のIoTデバイスを搭載。これにより管理者は、移動中車両の現在地を地図アプリ上でリアルタイムに把握でき、運転者もスマホで現状を確認できるため、建設現場への入退場がスムーズになる。
さらに、車両の位置情報や移動ルートを収集して1日の走行記録をもとに日報を自動作成。過去に運行したルートを日時指定で検索して、運行管理に役立てることもできる。
管理画面では、ドライバーや車両ごとにスケジュール管理を行い、運転者や協力会社と共有可能。
さらに、ハコバディを利用する運搬会社を検索し、画面上で車両手配の依頼ができる。
サービスは、建設会社向けの「案件管理プラン」と、運搬会社向けの「車両管理プラン」の2種類。
税込の月額料金は、案件管理プランが1万780円/車両、車両管理プランが2178円/車両。別途初期費用、基本料が必要。
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