ハチドリソーラー(東京都新宿区)とモノクローム(神奈川県横須賀市)は3月5日、初期費用0円で太陽光パネルの月額払いが可能な支払いサービス「モノクローム リースプラン」の提供を開始したと発表した。これにより、太陽光パネルおよび蓄電池の設置時の初期費用負担を軽減する。
同サービスでは、モノクロームの屋根一体型太陽光パネル「Roof-1」(新築・リフォーム)、オールブラックの太陽光パネル「Panel-B」および各種蓄電池を、初期費用0円・契約期間10年または15年の月額払いで導入可能。発電した電力は、自家消費や売電に自由に使用でき、契約満了後は設置した設備が無償で譲渡される。リースプランのみ利用可能な自然災害補償を用意し、塩害・積雪地域も保証対象とした。
契約は、ハチドリソーラーを通じてリース契約を締結し、設備を設置。物件引き渡し翌月から、リース支払いを開始する。住宅ローンの与信枠とは別に太陽光設備を導入可能。屋根一体型の「Roof-1」は、屋根代も月額払いに対応。「住宅用太陽光発電初期費用ゼロ促進の増強事業」の補助金を活用できる。
「Roof-1」は、金属屋根に特殊加工した太陽光セルを組み込んだ屋根一体型太陽光パネル。屋根を設置するだけで施工が完了するほか、高いメンテナンス性を実現している。「Panel-B」は、オールブラックの太陽光パネルで、効率的にエネルギーを創出。発電状況は遠隔監視され、不具合時には専門チームが迅速にサポートする。いずれも25年間出力保証。

Roof-1設置イメージ(写真:KENTA HASEGAWA)
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