オムロン ソーシアルソリューションズ(東京都港区)は、住宅向けのマルチV2Xシステム「KPEP-A-2シリーズ」の販売を4月から開始する。
従来の単機能型V2Xシステムに加え、太陽光発電とV2Xを1つのシステムとして動作させるハイブリッドV2Xシステムをラインアップ。
すでに太陽光発電システムを設置している住宅にも後付け可能で、既設の太陽光発電システムをそのまま使う場合は、従来と同様に単機能V2Xシステムとして併設することができる。その後、太陽光発電のパワーコンディショナが故障した場合は、その時点でV2X用PVユニットに置き換えることで、ハイブリッドV2Xシステムへと移行することができる。
新規に太陽光発電システムと電気自動車を導入する場合は、ハイブリッドV2Xシステムを選ぶことで、発電した直流電気をそのままEVに充電するため、単機能システムで発生していた電力の変換ロスが解消される。
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