タカラスタンダード(大阪市)は2月27日、初の海外拠点となる台湾支店(台北市)を4月10日付で設立すると発表した。
高温多湿な現地では、湿気に強く耐久性に優れた「高品位ホーロー」製のキッチンが高く評価され、今後も売上げが期待できることから、新たに支店を設立。現地代理店のフォローや、スピーディーな市場情報の収集と分析、メーカー選択の決め手となるインテリアデザイナーの新規開拓や関係構築を担っていく。
同社が2015年に本格的な海外展開を開始して以来、売上げは2023年度に5年前比約250%になるなど順調に拡大。現在、東アジアを中心に6エリアで現地販売代理店を通して商品を販売しているが、台湾は約30店舗のショールームを展開するなど重要市場の一つとなっている。今後、台湾における事業強化を図るとともに、海外展開をさらに加速させるとしている。
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