4月7日午後11時32分ごろ、宮城県沖を震源とするマグニチュード7.4の地震が起きた。震度6強が仙台市宮城野区と宮城県栗原市、震度6弱が岩手県釜石市と大船渡市などで観測された。
気象庁は、3月11日に起きた東日本大震災の余震としては最大の震度で、今後も最大で震度6強の余震が起きる可能性があるとして警戒を呼びかけている。特に応急危険度判点で「危険」判定を受けた建物などで二次被害が心配される。
弊社記者2名も仙台市内で取材活動中、宿泊先の仙台駅前のホテルで被災した。強烈な揺れで室内のテレビが落ちるなどしたほか、すぐに停電。携帯もつながりにくくなったため、フェイスブックで連絡を取った。
仙台駅前は今朝7時過ぎに停電から回復。駅前のビルは一見大きな影響はなさそうだが、ところどころでひび割れ、壁の崩落、大きなクラックが見られるという。記者が駐車していた立体駐車場は壁が崩落、歪みも見られる。
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