ヒノキヤグループ(東京都千代田区)は2月20日、除湿機の水捨てが不要になる同社開発のオリジナル商品「除湿コンセント」を、全国の住宅会社・工務店に向け本格的に販売を開始すると発表した。
同商品は、2024年5月から同社の注文住宅やリフォーム事業、一部エリアの工務店などに提供してきたが、多くの反響があったことから商品の生産・提供体制を整備し販路を拡大した。
「除湿コンセント」は、市販の連続排水機能付き除湿機の排水ホースを、床面に施工した専用コンセントにつないで使用する。タンクに溜まった水を捨てる作業が不要となるため、除湿機の連続運転のハードルが下がり、快適な湿度を保ちやすくなるという。オフシーズンは、コンセントを外した部分に専用のフタパーツをはめて床面をフラットに戻すことができる。

除湿コンセント(使用イメージ)
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