「人と建築展」では、毎月1人の建築家にスポットをあて、巣鴨のギャラリー「オルガン」(東京都豊島区)にて建築作品の展示を行っている。今回は、佐藤重徳さん(佐藤重徳建築設計事務所、東京都府中市)の「住宅の骨格」を3月15日から3月23日まで開催する。入場無料。
佐藤さんは、古い民家に感じる居心地のよさは、家をつくり、生活を支える骨格にあるとして、骨格の存在を建築の役割・居場所であるとの考えのもと家づくりを行っている。設計時には、敷地条件や建築の法的条件、コスト、クライアントの希望に加え、その家にふさわしい建築・骨格を考えているという。
今回の建築展では、「住宅の骨格」を意識しはじめた頃から現在までの約20軒を展示。柱や梁などの建物の内側、構造から始まった「住宅の骨格」が、周辺環境や社会状況など建物の外側に広がり、現在は自然環境を考えるまでに至る様子を、身近に感じることができる。
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