タカショー(和歌山県海南市)は、潅水・散水技術を学ぶ専門的な研修制度「タカショー潅水・散水システム ウォーターマイスター」において、4月1日からe-ラーニング形式での提供を開始する。申込期間は3月10日まで。
時間や場所にとらわれずに潅水・散水技術や植栽に関する知識・ノウハウを学べる環境をつくることで、プロフェッショナル人材の養成を加速し、緑のあるまちづくりに貢献していく。
研修(4月1日~5月15日)の詳細はこちらから。
近年、グリーンインフラやバイオフィリックデザインといった、自然環境との共存や持続可能な社会を目指す考え方が注目され、非住宅空間から住まいの空間まで緑の演出・景観づくりが広がっている。適切な潅水管理の重要性が増すなか、気候変動によって植物の管理維持が難しくなっており、植栽知識・潅水技術への関心が高まっている。
同社は、2024年7月に「タカショー潅水・散水システム ウォーターマイスター制度」を設立し、緑を中心としたやすらぎのある空間・まちづくりを促進。全国5会場で研修会を開催し、修了者は200名以上(2025年1月現在)となっている。オンライン受講への要望が多かったことから、今回のe-ラーニングプログラムの提供に至ったという。
同研修会では、造園業者をはじめ、施設管理者や緑地設計・施工を手掛ける企業のを対象に、世界標準の潅水・散水技術とノウハウを提供。自社での提案・施工が可能となり、収益性向上と利益率改善を実現するとしている。
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