ハウスメーカー各社が2月17日までに発表した1月の戸建て注文住宅の受注速報値(対前年同月比、旭化成ホームズは集合も含む)によると、12社中5社が増加した。内、4社(大和ハウス工業、住友林業、ヤマダホームズ、ヒノキヤグループ)は2ケタ増となった。
12月決算の住友林業とヒノキヤグループは、住友林業が20%増、ヒノキヤグループが37%増と大幅に増加し、好調な滑り出しをみせた。大和ハウス工業は、2023年4月以降、前年割れが続いていたが、22カ月ぶりに増加した。ヤマダホームズは2カ月連続の2ケタ増となり、期累計も増加に転じた。
一方、減少した5社のうち、三井ホームは2カ月連続の2ケタ減となった。積水ハウスとタマホームは前年と同水準だった。

受注額ベース(タマホームは粗利益)▽未公表は「-」▽旭化成ホームズは集合も含む▽累計は各社の会計期の期初から。決算月は積水ハウス1月、ヤマダホームズ2月、タマホーム5月、日本ハウスHD10月、住友林業・ヒノキヤグループ12月、その他3月。日本ハウスHDは累計非公開
■関連記事
ハウスメーカー12月受注速報 住友林業、8カ月連続の2ケタ増
オリコン顧客満足度調査、「ハウスメーカー注文住宅」を発表
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。