国土交通省と環境省が合同で実施する「子育てグリーン住宅支援事業」のウェブサイトが、2月7日に公開された。環境省所管で実施されるGX志向型住宅においては「高度エネルギーマネジメント(HEMS)の導入」が要件に追加された。また、申請の際は事業者に対して「GXへの協力に係る意思表明」を求めることが明らかになった。
導入するHEMSの要件は後日公表される。また、申請時の証明書として、BELSの評価書が必要となる。
GXへの協力に係る意思表明(以下「協力表明」)を行う必要があるのは「工事請負契約を締結し、GX志向型住宅を建築する者」。分譲住宅で、販売事業者と建築事業者が異なる場合、協力表明を行うのは建築事業者で、販売のみを行う事業者が協力表明を行う必要はない。また、意思表明を行った事業者は「【GX建築事業者】」として、ウェブ上で事業者名を公開する。
表明の具体的な内容や書式は後日公開予定。国土交通省の所管で実施する長期優良住宅、ZEH水準住宅、リフォームへの補助を申請する場合は意思表明の対象外となる。
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