中部電力は、東洋ベース(愛知県一宮市)と共同で、エコキュートの設置工事の施工時間を大幅に短縮できるブロック式組立基礎「エコベース」を開発した。5月上旬より販売予定。 基礎を分割したブロックによる組立方式を採用すると共に、エコキュートとの接続位置が自由に設定できるアルミレールを組み込むことで、全メーカーの製品に対応でき、現場での作業がほとんど不要な組立基礎を開発。これにより熟練者でなくても、品質の高い工事が30分程度で作業が完了するという。 従来エコキュ−トの設置には、現地で型枠を組んでコンクリートを流し込む現場打ち工法が行われており、施工に2時間程度要するとともにエコキュートを設置するまでには7日程度のコンクリートの養生期間が必要だった。
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