アンドパッド(東京都千代田区)は、建設業向けに、安全衛生管理と入退場管理を手間なく徹底できる「ANDPAD入退場管理」を開発、正式版の提供を開始した。
主機能は、「入退場管理」「安全衛生管理」「打刻履歴のエクスポート」の3つ。
これまで紙でのやり取りが主だった危険予知(KY)活動や入退場管理がスマートフォンで可能に。KY活動用紙、筆記用具、記入台の準備や、記入・回収の手間を解消して建設現場での効率化・ペーパレス化を実現する。
「入退場管理」はGPSで入退場判定し、その履歴を就業履歴としてCCUS(建設キャリアアップシステム)と連携可能。協力会社や急な入場者にも対応する「一時入退場者」機能も搭載している。
「安全衛生管理」は作業安全指示の作成から協力会社への送付までを1件あたり約30秒で完了。入場者ごとに作業安全指示やKY報告がANDPAD上に自動記録され、回収・仕分け・スキャン・保管といった作業を不要にする。
さらに、「打刻履歴のエクスポート」により現場ごとの入退場履歴データを出力して出面集計・管理に利用することができるため、紙の出面表や日報から出面集計を不要にする。
今回の正式版リリースにともないオンラインセミナー「DXで省力化!建設現場の安全衛生管理・入退場管理 最前線」を開催する。2月25日(火)9:00から動画配信を開始する。
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