木造軸組住宅を高断熱・高気密化するための技術開発・普及に取り組むNPO新木造住宅技術研究協議会(新住協・事務局仙台市)は、今回の東日本大震災で被災した会員への救助支援として、全国の会員から精米の寄贈を集め、被災地会員に配給している。
今回の地震で被災した会員は19社。事務局では「被災地の会員には親戚や知人を一時避難所として受け入れている人も多く、物資不足のなかでお金より実用的なものを送りたい」と精米を寄贈することを決めた。
全国各地の会員に5キロ単位で寄付を呼びかけたところ、事務局には4月5日時点でおよそ1500キロ分の精米が届いているという。
事務局では、これらを再梱包して宅急便で送るか、お見舞いを兼ねて直接届けている。
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