不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は1月30日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された12月の首都圏新築戸建ての価格動向を発表した。
首都圏全体の平均価格は前月比0.7%増の4629万円と5カ月連続で上昇。東京都(23区/都下)、神奈川県他の3エリアで最高額を更新した。前年同月比は1.6%増と4カ月連続で上昇した。
エリア別では、東京23区の物件の10.9%が1億円以上となり、5カ月連続で最高額となった。さいたま市は15カ月連続で前年同月を下回ったが、埼玉県他は連続下落から横ばいとなった。千葉県他は12カ月ぶりに前年同月を上回った。
10~12月の首都圏外8エリア(北海道、宮城県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、広島県、福岡県)についても公表した。
前期比は大阪府を除く7エリアで上昇。北海道(3607万円、前期比1.3%増)、宮城県(3324万円、同2.3%増)、京都府(3735万円、同1.7%増)、広島県(3424万円、同1.4%増)、福岡県(3481万円、同1.7%増)で、2017年Ⅰ期以降最高額を更新した。
前年同期比は、全8エリアで上昇した。
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