アンドパッド(東京都千代田区)は1月30日、公共工事における電子納品要領に対応する「ANDPAD電子納品」の提供を開始すると発表した。
電子納品に必要な黒板の作成から写真整理、データの出力までANDPAD上で一元管理できるサービスで、業務の効率化に貢献する。
官公庁・自治体の要領に合わせて電子納品ツリーを自動作成し、電子納品ツリーの情報をもとに電子黒板を一括作成することができる。撮影した写真は、写真情報を参照して電子納品ツリー上に自動で振り分けられ、データ出力時は必要情報の入力状況や写真の改ざん検知結果からエラーチェックが可能。国土交通省や各種自治体の電子納品要領に幅広く対応する。
電子納品は、紙での資料作成や印刷が不要になり、次回工事でデータを再利用できるなど多くのメリットがある一方、工事の主体者(自治体や省庁)によって要領や基準が異なり、写真形式・フォルダ階層などルールが細かく定義されるなど、業務が煩雑化しがちだった。今回提供する「ANDPAD電子納品」を利用することで、写真整理の自動化や各要領に対応したデータ出力が可能となり、電子納品業務の効率化に寄与するとしている。
詳しい機能を紹介する動画「【15分でわかる】デモ画面付き!ANDPAD電子納品の機能をご紹介」も公開している。
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