タカラスタンダード(大阪市)は、ホーロー内装材「エマウォール インテリアタイプ」に、シームレスな仕上げが可能な「レーザーカットパネルW」「レーザーカットパネルS」を開発。企業向けに発売した。
独自の「高品位ホーロー」の技術を生かしつつ、インクジェット印刷技術でデザイン性を高めた内装材。清掃性、耐久性、利便性、耐候性に優れるため、公共施設や駅舎、企業の社屋などで採用実績を伸ばしているという。
従来は、複数枚のパネルを張る際にプラスチックやアルミの見切り材でパネル端部に蓋をする必要があったが、今回ラインアップした2製品は見切り材が不要に。
パネル端部をレーザービームでカットすることで、目透かし張りでも上品に仕上げることができる。「レーザーカットパネルW」の場合は突き付け張りにも対応する。
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レーザーカットパネルの施工イメージ
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また従来は、切断方法の特性から形状が長方形や正方形に限られていたが、レーザービームカットにより、多角形や円形、曲線も可能になった。これにより、異素材や電飾造作との組み合わせや、異なる柄のパネル同士で幾何学模様をデザインするなど、表現の幅が広がった。
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電飾造作を組み合わせた事例
受注生産品で現場の寸法に合わせて製作。
「レーザーカットパネルW」厚さ4.5、最大寸法:高さ2700×幅950、最小寸法:高さ125×幅125mm。
「レーザーカットパネルS」厚さ1.3、最大寸法:高さ2700×幅950、最小寸法:高さ125×幅125mm。
オープン価格。
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