住友ゴム工業は2024年12月、能登半島地震の地震波を用いた住宅用制震ダンパー「MIRAIEΣ(ミライエシグマ)」の振動台実験を、京都大学防災研究所で実施した。ミライエシグマを設置した試験体は2回の加振でも変形が安全限界を大きく下回り、制震装置が損傷軽減に有効であることを実証した。
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左:2体の試験体を用意し、1体にミライエシグマを設置して加振した 右:ミライエシグマの設置イメージ |
ミライエシグマは、高減衰ゴムで地震のエネルギーを熱に変換して吸収、発散するメカニズムの制震ダンパー。耐力壁としての国土交通認定も取得しており、3.6倍の壁量換算ができる。
今回の試験体は・・・
この記事は新建ハウジング1月30日号6面(2025年1月30日発行)に掲載しています。
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