旭化成ホームズ(東京都千代田区)は1月17日、重鉄・システムラーメン構造の「ヘーベルハウス フレックス」シリーズから、都市向けの3階建て大型邸宅商品「FREX asgard(フレックス アスガルド)」の販売を開始した。
新たな天井高バリエーションとして2560mmを設定。従来からある折り上げ天井「ハイルーフユニット」や「ダウンフロアユニット」を組み合わせることで、多彩な天井高バリエーションが可能になった。
さらに、フレームをスリム化した新開発の大開口サッシ「スライディングマリオン」を追加したほか、2・3階の室内床面とシームレスにつながる「フルフラットベランダ」のプラン対応力を強化した。

左:新たに導入した天井高バリエーション
右:大開口サッシ「スライディングマリオン」
”邸宅”にふさわしい外観として、柱状節理をモチーフにしたランダム縦目地の外壁デザイン「ランダムバーチカル」、希少鉱物のレニウム鉱をモチーフにした外壁吹付け色「レニウムブラック」、鉄骨梁をイメージした重厚感のある外装アイテム「ストラクチャースラブ」などを新たに設定した。

左:新外壁デザイン「ランダムバーチカル」×新外壁吹付け色「レニウムブラック」
右:新外装アイテム「ストラクチャースラブ」
販売エリアは関東、東海、関西、山陽の一部、九州北部。販売目標150棟/年。
また、へーベルハウスは全商品でALCコンクリート・ヘーベル+ネオマフォームによる「ヘーベルシェルタードダブル断熱構法」を標準採用しているが、層構成を維持したまま3・4階建てに入れるネオマフォームの厚みを70mm(平屋、2階建ては60mmが標準)に増強。引き違い系の全サッシを「ロングライフ次世代複合サッシ」に変更した。
あわせて、戸建て全商品で断熱等級6を標準にした。
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