京セラ、多雪地域向けの410W太陽電池モジュールを発売

京セラ（京都市）は、多雪地域対応の太陽光発電システムとして410Wモジュールの販売を3月から開始する。

多雪地域向けに、両面ガラス仕様の410W太陽電池モジュールを製品化。
モジュール裏面に荷重を支える特許取得の固定方法を採用し、耐積雪荷重7500Pa、垂直積雪量2.5m相当の高い荷重性能を実現した。支持金具は通常時は太陽電池モジュールの裏面と離れており、積雪荷重でモジュールがたわみ始めてから、裏面と接触して支持する構造のため、金具がモジュールに加圧する影響を最小限にとどめることができる。

固定方法イメージ

裏面支持

また、独自の高耐久封止材で、隙間からの水分の浸入をブロックして水分による出力低下を抑制。積雪や風が原因の曲がり・割れによる出力低下も防ぐ。
一方で、モジュール4辺を構成するアルミフレームの長辺側を独自の切り欠き構造とし、表面ガラスに付着したホコリを雨水や雪解け水とともに排出して汚れにくくする。

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