AQ Group(埼玉県さいたま市)は、埼玉県上尾市の木造建築技術研究所内に「施工効率化センター」をオープンした。建築物流と現場施工の研究・標準化を行う施設で、資材の梱包レス、積載率向上、建築現場の施工効率化・省略化を目指す。
研究項目は「包装」「輸送」「倉庫保管」「荷役」「流通加工」「情報管理」「SDGs」に分かれ、再利用可能な梱包材の開発やトラック以外の輸送方法研究、簡易ボックスのレンタル利用による費用対効果の検証などを行う。梱包レスでは、資源ゴミ削減で環境に配慮するとともに、建築現場での梱包を剥がす・捨てる作業を省略できるため、生産性向上にもつながるという。
同社は建築資材の配送システム改革に取り組んでおり、建築現場における大工の手間を削減するため「在来木造ジャストイン配送システム」を開発。必要なときに・・・
この記事は新建ハウジング1月10日号part1 17面(2025年1月10日発行)に掲載しています。
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