三井不動産レジデンシャル(東京都中央区)は、エネファーム、蓄電池(7.2kWh)、HEMS、LED照明を全戸に標準搭載し、家庭内ライフラインを確保できる建売戸建て分譲住宅「ファインコート大塚」(豊島区西巣鴨、総戸数21戸)を着工した。7月下旬にも販売を開始する。
建売分譲住宅でエネファーム+家庭用蓄電池+HEMSを全戸で採用するのは日本初の試み。太陽光発電とEVパワーステーションの導入にも対応しており、全戸で「ダブル創エネ・ダブル蓄エネ」が可能となっている。
また、パッシブデザインを採用した建物は、トップランナー基準に適合。家庭内で使う電力の約6割をエネファームが発電し、蓄電池にたくわえた深夜電力を電力需要が高まる時間帯に利用することで、昼間は電気をほとんど購入する必要がなくなるという。一般住宅と比べエネルギー使用量を最大55%、光熱費を最大18万5400円/年削減できるとする。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。