工務店が知っておくべき2025年に住宅業界で起きる変化を整理した。解説する変化は以下の通り。この記事では、『05リノベーション市場』について解説する。
文:三浦祐成・新建ハウジング発行人
住宅業界の変化2025 05 リノベーション市場
Q 市場の今とこれからは?
A 戸建フルリノベは縮小も
住宅のリノベーション市場は大きく、戸建リノベ/マンションリノベ/賃貸リノベの3つからなる。
なかでも工務店の市場となる戸建リノベは①実家リノベ②中古購入リノベ③中古買取再販に分けることができる。足下で堅調なのは実家リノベ、移住客向け中古購入リノベ、マンションリノベだ(買取再販はp25で解説)。
非住宅のリノベーション市場には店舗リノベ、オフィスリノベ、施設リノベがある。工務店としてはこれらの木質化改修+窓リノベを中心とする省エネ改修の需要を開拓したい。
これからについては「2025年ショック」(法改正)の影響を受けないマンションリノベ、特にスケルトンにして性能向上し木と自然素材で「木の家」化するフルリノベが、前述の新築マンションとの価格ギャップも追い風に好調を維持するだろう。
逆に戸建リノベ市場は2025年ショックの影響が読めない。確認検査が遅滞する可能性が高く、リノベについては・・・・・
続きは「住宅産業大予測2025」P.28〜でお読みいただけます。
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