工務店が知っておくべき2025年に住宅業界で起きる変化を整理した。解説する変化は以下の通り。この記事では、『02新築戸建市場』について解説する。
文:三浦祐成・新建ハウジング発行人
住宅業界の変化2025 02 新築戸建市場
Q 25年の新設住宅着工は?
A 総数は微減が続く
年度で見ると、2024年度の新設着工は23年度の80万戸から微減、79.5万戸前後で着地しそうだ。
25年度も微減が続き、78万戸を割り込んで77万戸後半と予測する。確認検査が遅滞すれば、さらに下振れする可能性もあるだろう。
[表]は建設経済研究所の見通し。2025年度は筆者より楽観的な予測になっている。
Q 25年の持家需要は?
A 微減予想だが確認検査次第
持家(新築注文住宅)需要の減少要因としては①一次取得層の減少(人口減少&晩婚化・未婚化)②地価&注文住宅価格上昇&こだわり度低下(身の丈スマート志向、フラット化&ファスト化)③確認検査の混乱・遅滞、などがある。
一次取得層で後述する「身の丈スマート」志向、同じ情報を多くの人が見てニーズが平均化していく「フラット化」、そして・・・・・
続きは「住宅産業大予測2025」P.20〜でお読みいただけます。
\住宅産業大予測2025の詳細・まとめ買いはこちら/
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。