工務店フォーラムは12月4日、早稲田大学西早稲田キャンパスにて「水害からの再建支援」をテーマとしたセミナーを開催した。信州大学工学部建築学科助教の中谷岳史さんを講師に迎え、地域工務店が、災害対応力を高めるために必要な実践的な取り組みを紹介した。
中谷さんは冒頭で「工務店は、被災した住宅(居住者)に対してリアルタイムで対応することが求められる」と話す。水害発生時から迅速に対応することで、▽構造躯体が濡れたままになること▽室内の空気質悪化▽改修費用の高額化▽長期間の不自由な自宅避難▽人口減少―を防止できるとした。
水害が起きると、土台や構造用合板、柱は・・・
この記事は新建ハウジング12月20日号6面(2024年12月20日発行)に掲載しています。
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