LIXIL(東京都品川区)は、集合住宅向けに、入居者の暮らしを便利にするスマートホームサービスを開始した。
新サービスは、LIXILのIoTホームLink「Life Assist2」と、NTTデータ(東京都江東区)の高齢者向けコミュニケーションサービス「ボイスタ!」を組み合わせたもの。ボイスタ!には、Amazonの施設向けAIアシスタント「Alexa Smart Properties」が利用されている。
「Life Assist2」はこれまで、戸建て住宅と集合住宅の各住戸で展開していたが、これで集合住宅全体への一括導入が可能に。
さらに、AmazonのWWA(Works With Alexa)認定を取得したことにより、「Life Assist2」のアプリ上で簡単にAlexaと連携できるようになった。
住まい手は、アカウントの個別設定なしで入居後すぐにAlexaとスマートホームを使い始めることができる。
家庭内の家電操作や住民同士のコミュニティ形成、家族の見守り・写真共有のほか、管理者が点検のお知らせを配信したり、住民にアンケートをとることも可能。
さらに、マンションのエントランスロックや玄関ドア、宅配ボックスと「Life Assist2」が連携し、訪問者の通知を確認することができる。
新サービスは、LIXILのIoT実験住宅「みらいえらぼ」(埼玉県越谷市)でデモンストレーション展示している。
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