アンドパッド(東京都千代田区)は12月9日、同社が運営するクラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」と、コンベックス(東京都渋谷区)が運営する住宅・不動産業界に特化したマーケティングオートメーションツール「Digima」のシステム連携(β版)を開始すると発表した。
これにより、反響から来場・受注、施工、アフター管理全般の一元管理が可能となり、営業活動の最大化およびクライアントの受注率向上や生産性向上を支援するとしている。
「Digima」で登録した顧客情報が「ANDPAD」に連携されることで入力の手間を削減。また、「ANDPAD」で更新された顧客ステータスが「Digima」に反映されることで顧客の状況に応じた最適な営業・マーケティング活動が可能となる。両システムのデータ基盤の連携・分析により、全体での顧客理解と一貫した接客を実現する。なお、「ANDPAD」カスタマーサポートが「Digima」の運用サポートも対応する。
同機能は、希望者に順次提供予定。「ANDPAD×Digima」連携のポイントや活用方法については、こちらから。
住宅着工戸数が減少し、集客の難易度が上がるとともに広告宣伝費が増加傾向にあるなか、マーケティングオートメーションツールを活用し営業活動の成果を最大化しようと注力する住宅・不動産会社が増えている。一方、各種WEB媒体からは実際の来場につながりにくく、来場を獲得しても担当者の追客不足で休眠顧客となってしまうなどの課題があった。同社はこれらの課題解決を目的に、4月にコンベックスと株式譲渡契約を締結し、グループ会社化した。
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