日本住宅リフォーム産業協会(ジェルコ、会長=望月俊彦・アルファテック社長)は11月19日、ジェルコリフォームコンテスト2024の表彰式を東京都内で開催した。優れたリフォーム事例を表彰するデザイン部門では、ゆめや(兵庫県神戸市)の「住み慣れた我が家をバリアフリー化。これからの家族の為のリノベーション」が全国最優秀賞を受賞した。
望月会長は冒頭のあいさつで、近年は「お客様との信頼関係や、共感によって丁寧につくり上げられている作品が見て取れるようになってきた」とし、「お客様との信頼関係をつくることは高い技術を要するが、質の高いリフォームを提供するためには重要」と、顧客との関係性構築の大切さを強調した。
全国最優秀賞の受賞作「住み慣れた我が家をバリアフリー化。これからの家族の為のリノベーション」は、車いす生活で介護が必要な施主のためのマンションリノベーション。リビングと隣の和室を一体化し、介護しやすい広い空間を確保し、浴室の位置も変更して水まわりへのアクセスを改善した。居室よりも水まわりが15㎝ほど高かったため、施主が一人で水まわりを利用できるよう、洗面室の入口に15分の1のスロープを設けている。
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