東京都、WOODコレクション実行委員会は、国産木材の展示商談会「WOODコレクション(モクコレ)2024 Plus」を12月19日、20日に東京ビッグサイト西1・2ホール(東京都江東区)にて開催する。オンライン会場は11月15日~2025年1月10日まで。
同展示会は、木材の需要喚起と利用拡大を推進するとともに、「植える、育てる、収穫する、使う」循環型林業を促進し、木材産業の課題解決を目的に開催。9回目となる今回は「日本の木×SDGs」をテーマに、全国38都道府県、約280の事業者が出展予定。木材利用や林業に関する最新トレンドに触れることができる。入場料は無料。
テーマ展示では、循環型林業の「植える」「育てる」「収穫する」「使う」それぞれのシーンの中で、木材がどのように脱炭素や環境保全にアプローチするか、林業に関する4つのキーワード「ウッドチェンジ」「林業イノベーション」「木質バイオマス」「スマート林業」から最新事例を紹介。「収穫する」ではアシストスーツでスマート林業を目指すインフィスの取り組みや、「植える・育てる」では木を使った楽器づくりを通してサステナブルな森づくりをめざすヤマハの取り組みなど、さまざまな事例を展示する。
ステージ企画では、日本建築家協会「建築家認定評議会評議員」を務める日経BP総合研究所 上席研究員 小原隆さん監修のもと、「植える」「育てる」「収穫する」「使う」をテーマにさまざまな講演や、タレントによるトークショーを実施する。
マイナビ連動企画「モクコレオープンキャンパスsupported byマイナビ」では、学生と出展社の交流の場を設置。企業紹介や就活支援コーナーを設け、人手不足問題の解決に取り組む。また、東京都主催の学生向け国産木材デザインコンテスト「もくチャレ」の授賞式と授賞作品の紹介展示も行う。
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