25年3月発売の「AiSEG3」、電気の再エネ活用率76％に

パナソニック エレクトリックワークス社（大阪府門真市）は、太陽光発電の自家消費率を上げ電気代を削減するHEMSの中核機器「AiSEG3（アイセグスリー）」を2025年3月24日に発売する。

AIで家庭内電力需要や翌日の発電量を予想して、太陽光発電を効率よく使う「AIソーラーチャージPlus」機能を強化。例えば従来は、翌日の天気予報が晴れの場合のみエコキュートの沸き上げを昼間にシフトしていたが、AiSEG3では発電予測に「日射量」を使うことで予測を細分化し、くもり予報でも余剰電力が見込める場合には昼間に沸き上げを実行する。
さらに、電力需要予測の精度を上げ、蓄電池への充放電パターンを細分化。電気の再エネ活用率76％を実現し、電気代を削減する。
従来は、パナソニック製エコキュートのみAIソーラーチャージに対応していたが、AiSEG3では他社製エコキュートにも対応する。

また、複数機器を一括操作できるシーン数が従来の8シーンから48シーンに大幅に拡大。生活シーンや気温の変化に合わせてより細かな設定が可能になる。

設定を簡略化。施工専用無線LAN（Wi-Fi）ルーターの準備が不要になり、ユーザー設定機能の一覧表示により施工現場で機器設定を簡単に行うことができる。

税込価格は、7型モニター付（22.5×140.5×180mm）10万1420円〜、ゲートウェイ型（30×145×100mm）6万8640円。

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