YKK AP(東京都千代田区)は、同社東北事業所(宮城県大崎市)が同敷地内に建設予定の新工場棟「窓工場」の概要を発表した。
東北事業所は、同社の東日本における中核事業所であり、東日本大震災を経験し、震災・災害に強い事業所へと建て替えを進めながら再構築を行っている。その再構築の起点となるのが新工場棟「窓工場」で、「地震を含めた災害に強い工場」をコンセプトに高い耐震性能と省エネ性能で、環境負荷の低減と自然環境の有効利用に取り組む工場として計画された。
「窓工場」は鉄骨造地上2階建で、建築面積は約1万5000m2、延床面積は約3万m2。今年6月に着工し、操業は来年6月を予定している。
「窓工場」では、主に「APW」シリーズの商品を生産し、東北エリアにタイムリーに供給していく。同社は、窓の販売増加への対応と供給体制強化を推進していきたいとする。
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