介護付き有料老人ホーム、高齢者向け住宅の運営を東京・福岡で展開するLIXIL(東京都千代田区)の シニアライフカンパニー(新宿区、佐藤功カンパニー社長)は3月8日、福岡のタクシー会社・ラッキー自動車(福岡市、山田修二社長)と「災害時における電気自動車による電力の供給に関する協定書」を結んだ。
両社は福岡市で大規模な自然災害が発生した場合を想定し、協力し合える体制づくりで合意。災害時に電力が断たれた際に、市内にあるLIXILの介護付き有料老人ホーム(フェリオ天神、フェリオ百道)とシニアマンション(レジアス百道)の敷地内に待機しているゼロ・エミッション車タクシーの電力を使って介護機器などへの電力の供給と、入居者の生活の早期安定を目指す。
ゼロ・エミタクシーの車種は日産リーフで、ニチコン製「EVパワーステーション」のコネクターをつなぐことでリーフに搭載された大容量リチウムイオンバッテリーの電気を住宅に供給する。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。