国土交通省が11月18日に公表した建設総合統計(2024年9月分)によると、9月の出来高総計は5兆1592億円となり前年同月比で1.5%の増加。このうち民間の出来高総計は3兆163億円で同0.8%の増加となった。
民間の出来高総計の内訳は、建築が2兆4013億円で同1.1%増加。土木は6151億円で同0.1%減少した。建築のうち居住用は1兆4264億円(ほぼ増減なし)、非居住用は9749億円(同2.7%増)だった。一方、前月比では居住用が2.6%増、非居住用は1.7%増となっている。
公共の出来高総計は2兆1429億円で前年同月比2.5%の増加。内訳は建築が5212億円(同10.8%増)、土木が1兆6217億円(同0.1%増)。建築のうち居住用は591億円(同4.1%増)、非居住用は4620 億円(同11.8%増)だった。
「建設総合統計」は、国内の建設活動を出来高ベースで把握することを目的としたもの。「建築着工統計調査」と「建設工事受注動態統計調査」から得られる工事費額を着工ベースの金額としてとらえ、月ごとの工事出来高として推計している。
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