木童(兵庫県神戸市)は、国産無垢材や漆喰などの自然素材を使ったデザイン住宅「3BASE(スリーベース)」を発売する。
同社は、国内各地の製材所とのネットワークと高級住宅市場に国産材を提供してきた木のコーディネーターとしての実績をいかして、自ら低価格でありながら良質の国産無垢材の木の家をプロデュース、1480万円からという価格帯で商品化を実現した。
構造体は、土台にはヒノキ、柱、梁にはオビ杉を使用。木組みは伝統構法の長ほぞ・込み栓。床は国産無垢材、壁には漆喰を採用している。
新商品は、「イッテンゴハウス」「キノコハウス」「マシカクハウス」の3商品。
「イッテンゴハウス」は、大胆な片流れ屋根が特徴で、この屋根がつくる空間が解放感ある大きな吹き抜けとなっている。
「キノコハウス」は、生活空間にとって不必要なものをそぎ落とした家の原型とも言うべきシンプルなデザインが特徴。天井は梁をあらわにし、外観に貼った焼杉が個性ある表情を創りだす。
「マシカクハウス」は、都市部に適した屋上付きの四角い住宅。屋上は、庭園にしたり太陽光発電を置いたりと自由に利用できる。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。